ガソリン缶の腐食による不調

『残暑お見舞い申し上げます』
超高温多湿、また「日本の夏」が帰ってきてしまいました。



昨年5月に修理して、今年6月に再度整備した刈払機2台がまた持ち込まれました。

症状は、始動不良・使用中のエンジン停止等で修理不完全だそうです。


キャブ分解掃除の為、燃料を廃棄しようとして燃料異変を発見。やまびこの501を使っている筈なのにタンクの燃料が赤茶色!!。

混合燃料をボウルに出したら赤錆ビッシリ。
直ちにガソリン缶を持ってこさせて確認すると、金属缶内側が赤錆でボロボロ、即金属ゴミへ直行状態でした。

燃料不良による不調は度々遭遇しますが、ガソリン缶のサビが原因で不調は初めてでした。

ピストンのキャブ側に縦筋は見られたが、燃料フィルタが機能していたようで、キャブ洗浄・フィルタ交換で助かりました。

今回は持ち主立ち会いだったので、残念ながら写真を撮れませんでした。