使用者責任の故障要因

チェンソーのシーズンになって修理依頼が増えてきました。注意すれば防げると思われる故障要因を思いつくまま並べてみました。
 
①混合燃料に無頓着
いつ混合したのか分からないような古い燃料や、入れっぱなしの燃料、DIY店で買った缶入り25:1混合燃料を平気で使う
 
②掃除や整備をしない
 
③ボロボロの刃を平気で使う
 
④刃を材に当ててからアクセルを開けている
 
⑤連続高負荷運転でエンジンがチンチン状態でスイッチオフ
 
⑥無用の空ぶかしが多い
 
⑦不調になっても動かなくなるまで使い続ける
 
⑧調子の良い機体を中途半端にイジリまわす
 
⑨熱価の違う点火プラグを使っている
 
直接の故障要因ではないですが、プラグの締め込み過ぎが多いです。プラグのガスケットを完全に潰してしまうと、ネジ山から圧縮漏れが発生します。
 
プラグは素手で取付け、プラグレンチで締めますが、抵抗を感じてから1/4回転(90度)も締めればOKです。それ以上締め込んでしまうとガスケットが効かなくなります。
 
【追加】
ここ1・2年で交換したプラグ
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型番違いが多いです。
キレイなプラグもありますがガスケットは全部潰れています。
先週、鉄屑回収屋がきたので渡そうとしたら拒否されました。
バー・チェンは全部持って行きました、なんでかな?
 
【やっとこんな記載を見つけました】
クラッチ取り付け後の点火プラグの締め付けには注意。点火プラグはガスケットがシリンダー本体に当たってから1/4回転程度ですよ。」