また修理の続き

【CSE2600T】
まず外装を外してエアー洗浄。
フライホイルと点火コイル周りをパーツクリーナーで洗浄。
念の為キャブ分解清掃・フラム類交換。
エアーフィルター洗浄・燃料フィルター交換。
燃料タンク洗浄後、新鮮な燃料を補給して始動確認。
始動性・アイドル・高速良好、アッサリ完了。
ついでにスターターロープ交換。
 
【GC301】
同様に洗浄してキャブキット交換
新鮮な燃料を補給、始動確認。
始動性・アイドル・高速良好。
アッサリ終了と思ったら問題発生。
ハンドル付根のテープを剥がすとハンドル破断。
ジャンク箱から適合パーツを見つけて交換。
イメージ 1
 
これで完了??でもリコイルの戻りがなんか変。
分解するとハウジングのプラが変形してスプリングの動きを阻害。
 
ジャンク箱のパーツも同様で使用不可、使っているプラが決定的に貧弱
現物を添付して近所の農機具屋へ発注。
クレームになるかな。
DIY販売の廉価版なので仕方ないですかね。
 
【ヘッジトリマーHTE60】
2010年製、外観問題無し。
内部も超綺麗、これで点火しない筈は無いと思いながら燃料タンクを洗浄。
新鮮な50:1燃料を給油してスターターを引くが初爆音確認出来ず。
キャブへCRCを吹き込んでも同様。
テストプラグでも目視不可。
 
イメージ 2
そこで殆んど使っていない三針テスターを持ち出してトライ。
ようやく火花確認。
コイルに問題なし、となると残る可能性はグリス切れによるカムギアの固着と思い裏蓋を開けてグリスを充填。そこで見落とし発見。
 
イメージ 3
なんとマフラー出口に泥バチの巣。
巣を撤去してマフラー焼き。
 
極めて小さな初爆音は確認できたが連続運転不可。
キャブを分解するとフラムが両方カチカチのパリパリ。
製造3年目でこうなりますかね。共立さん大丈夫ですか
洗浄してガスケットも交換、ようやく完了。
 
今回の3台は電線の支障木等も撤去している業者の所有物です。共同使用なので充分なメンテができていなかったようです。
2ストオイルは25:1を常用しているのかな、返却時に確認ですね。
 
最近の電子点火方式の火花は細く目視困難なので、
発火しない→コイル故障と決め付けないでフライホイル・点火コイル洗浄を試みると良いかもです。
 
蛇足ですが、3台ともメーカー指定プラグが付いていませんでした。
@270円×3=810円、なので新品に交換しました。