小松ゼノア G3500EZ ②

シリ・ピス洗浄完了。
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こんな状態の良好なエンジンが、何故部品になってしまったのか?
今回は明確な証拠が残っていました。
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シリンダのインパルスホールがカーボン・スラッジで完全に塞がっていました。ここが詰まるとクランク室の脈動がキャブへ伝わらないのでエンジンは動きません。
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粗悪な混合燃料を使い続けた結果だと思います。
混合燃料には速やかな燃焼と同時に、エンジンの潤滑・冷却・洗浄の機能がバランスしている必要があります。
 
出来合いの缶入り混合燃料や、いつ混合したのか判らない古い燃料は使用禁止でしょうか。
私は他人から混合燃料を分けて貰うことはありません。
いつ混合したのか?何処のオイルか?混合比率は?、等が不明だからです。
その位混合燃料はシビアです。
 
 
クランクケース・エンジンが良好なので、パーツを厳選して組立中。
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従って作業が進みません。
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試運転はいつになるやら。