350と353のトレード

友人の依頼で落札したハスク353並行品。
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友人立会いの元、各部チェック。
圧縮が軽く、リコイルにザラツキ感。
シリンダを外すとピストンに深い傷。
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シリンダにも大きなダメージ。
ピストンは完全にアウト。
シリンダもダメでしょうね。
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そこで、前から欲しがっていた絶好調のハスク350とトレード決定。
エンジンが焼き付いた353と、D名人がチューニングした350では不均衡と思うでしょうが、
 
実は346JPシリンダキットの手持ちあり。
ピストンは純正新品。
353へ346のエンジンを換装すればそのまんま346になります。
 
346JP・346NE・350・353等イジリましたが、このシリーズではやっぱり346JPが一番使い易いと思います。
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【353→346JP完了、13インチピクセル仕様・リムは325-8】
 
 
353はスパードラムなんで、手持ち在庫からリムへ変更。
これが大失敗でした。
エンジン始動、クラッチイン・オイル吐出良好。
ところがアイドルにするとクラッチ周辺からカラカラと異音。
 
グリスアップ・クラッチ交換・ベアリング交換等試したのですが効果無し。
スパーに換えると異音なし。
リム式ドラムに問題ありなのですが・・・?
なんと、内側のニードルベアリング接触面が凸凹に磨耗。
 
以前修理した357から外した不良品を後生大事に保管していました。
サッサと廃棄すべきでしたね。
 
353焼付きの原因はインパルスホース亀裂でした。
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クラッチニードルへグリス補給を怠るとこんな事になるんですね。
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