キャブのリッチダウン
【ピストン残骸】
使用状況や混合燃料については不明ですが、共通していたのはHスクリューの絞り過ぎと汚れです。特にエアフィルタはどれも真っ黒でした。
254と346はシリンダもオシャカでした。
【キャブのリッチダウン設定】
先ず、エアフィルタ・燃料フィルタを洗浄または交換し、新鮮な燃料を給油します。
暖気運転後、アイドリングの状態でLスクリューをゆっくり回し、一番回転数が高くなる所を探します。
アイドル回転が高くなりすぎた場合は、Tスクリューを戻し、回転を下げながら調整します。
アイドル回転が高くなりすぎた場合は、Tスクリューを戻し、回転を下げながら調整します。
一番回転数の高い所が、俗に言う理論空燃比です。通常ここで調整は終りです。
でも、この状態ではエンジン本来のトルクが出ません。
詳しい方ならご存じだと思いますが、理論空燃比より少し燃料を濃くした方が馬力が出ます。
実際の作業ですが、今の状態から4分の1回転ほどLスクリューを左に回し、燃料を濃くします。
そうするとエンジンのアイドル回転数が下がりますので、その分Tスクリューで回転を上げます。
これはリッチダウンと言って、一番パワーの出る空燃比にする調整方法です。
落とす回転数はエンジンの状態によってまちまちですが、回転数を落とすのがポイントです。
黒瀬モーターサイクルさんのブログより抜粋させて頂きました。
でも、この状態ではエンジン本来のトルクが出ません。
詳しい方ならご存じだと思いますが、理論空燃比より少し燃料を濃くした方が馬力が出ます。
実際の作業ですが、今の状態から4分の1回転ほどLスクリューを左に回し、燃料を濃くします。
そうするとエンジンのアイドル回転数が下がりますので、その分Tスクリューで回転を上げます。
これはリッチダウンと言って、一番パワーの出る空燃比にする調整方法です。
落とす回転数はエンジンの状態によってまちまちですが、回転数を落とすのがポイントです。
黒瀬モーターサイクルさんのブログより抜粋させて頂きました。